『笑う招き猫』 山本幸久

イメージ 1

 山本幸久さん40歳おめでとうございます!本日、2006年5月31で40歳ですね。
ということで誕生日記念第一弾!
著作解説 愍个招き猫』山本幸久 集英社 2004年1月刊 第16回小説すばる新人賞受賞作品


150cm60kgの豆タンク体型のアカコと180cmのヒトミは、28歳になるが売れない漫才コンビをしている。この2人が関わる芸人達や事務所の人間模様が巧みに描写されている。現題は『アカコとヒトミと』だったらしいが改題して『笑う招き猫』として発行。なんでだろ?現題から最後の'と'を取って『アカコとヒトミ』だけにした方が良かったのでは?食事のシーンが多用されていて、特に頼子さん(アカコの血のつながらない祖母)の作る料理がうまそう。アカコが豆タンクになるはずだなぁ。


著者略歴:山本幸久(やまもと ゆきひさ)1966年5月31日生まれ。東京都八王子市出身。中央大学文学部史学科卒業。内装会社を経て漫画雑誌編集プロダクション勤務。2003年秋、第16回小説すばる新人賞を受賞し作家デビュー。世田谷区在住。