「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦

イメージ 1

表紙の絵がアジカンのCDジャケットを描いている中村祐介さんによるもの。
日日日「ピーターパン・エンドロール」の表紙も中村さん描いていたよね~。
アジカンのCDジャケで名を売って、今度は本の装画に進出かぁ。

大学1年生の黒髪の乙女に恋をする、先輩の話。
京都が舞台だけあって、京都のいろんな・地名・場所が出てきて楽しいよ!
六地蔵下鴨神社出町柳駅百万遍銀閣寺・哲学の道京都タワーなどなど。
以前に同じ著者の「四畳半神話大系」を読んだことがあるんだけど、あれと似たようなパターンだね。
おともだちパンチ・東堂錦鯉センター・映画サークル「みそぎ」・詭弁論部&詭弁踊り・偽電気ブラン・閨房調査団・京料理屋「千歳屋」・達磨・京福電鉄研究会などなどキーワードが繰り返し登場するところとか。
好きな人には、おもしろい話。
合わない人には、つまらない話。

恋と鯉はかけてあるのかなぁ。