映画 『嫌われ松子の一生』

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小説を読んでから映画観たので、その落差に驚き。
小説は現実、映像はメルヘン(ファンタジー)になっていた。
話は大筋で小説に沿っていたけど、細かい所が違っていたなー。
小説では笙(瑛太)の彼女の明日香(柴咲コウ)は医師になろうとするのに、映画では青年海外協力隊員としてウズベキスタンに行くことになっているし。これって柴咲コウの撮影時間が取れなかったからかなぁ。多分そうだろうねぇ。小説では、ひかり荘に松子の部屋を片付けに笙と明日香の2人で行くのに、映画では笙1人で行ってたし。明日香の出番が極端に少なくなっていたもん。
沢村めぐみ役の黒沢あすかがぴったり!そして島津賢治(理容師)役の荒川良々がハマリ役!
映像が綺麗だったなぁ。花をたくさん使っていて(CGだろうけど)良かったなぁ。
「♪まげて~ のばして~ 」という曲が耳に残るね。
松子が喫茶店ででショートケーキを注文して、1人自分の誕生日を祝う。このシーンがこの作品を象徴しているね。
ちょい役でいろんな人が出演しているからお見逃しなく。スカウトされる女子高校生の蒼井そらが良かったー。
光GENJIって、そう来たかー。
まぁ大抵そうだけど、小説を読まないで映画を観た方が楽しめる。


監督:中島哲也

キャスト
川尻恒造(父):柄本明
川尻多恵(母):キムラ緑子
川尻松子:中谷美紀
川尻紀夫(弟):香川照之
 紀夫の妻:濱田マリ
川尻久美(妹):市川美日子

川尻笙(松子の甥):瑛太
明日香(笙の恋人):柴咲コウ
大倉(ひかり荘で松子の隣人):ゴリ(ガレッジセール)

佐伯先生:谷原章介
教頭先生:竹山隆範カンニング
校長先生:角野卓造
修学旅行先の宿の売店員:甲本雅裕

八女川:宮藤官九郎
岡野健夫:劇団ひとり
岡野の妻:大久保圭代子(オアシズ

赤木マネージャー:谷中敦(東京スカパラオーケストラ)
綾乃:ボニーピンク

小野寺:武田真治
島津賢治:荒川良々

沢村めぐみ:黒沢あすか

龍洋一:伊勢谷友介
刑事:マギー