「火花」又吉直樹

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図書館で芥川賞を受賞する前の5月の連休に予約して、7ケ月後の12月にようやく順番が回ってきたよ。
で、この後も100人以上待ち。
すごい人気だね~。


熱海の花火大会の余興で漫才を披露した「スパークス」は徳永&山下のコンビ。
そこで最後に漫才を披露した「あほんだら」というコンビ(神谷&大林)と出会う。

余興が終わった後で、スパークスの徳永(20歳)は、あほんだらの神谷(24歳)と2人で飲みに行く。
そこで神谷の弟子となる。
スパークス」と「あほんだら」は別の事務所に所属。

徳永と神谷が笑いを巡って火花バチバチになるのかなぁ~と思いきやそうでもなく。
神谷さんは真樹さんというキャバ嬢のアパに居候させてもらっているんだけど。
真樹さんを巡って徳永と神谷が火花バチバチになるのかなぁ~と思いきやそうでもなく。

10年以上後に徳永が真樹さんを見かける描写なんか、ぐっとくるものあったけどね。

うーん「又吉」と「芥川賞」の先入観が大きすぎて、正当な評価ができないのが実状。
文章や表現は下手ではないけど、これが芥川賞受賞作だっ!と言われても、うーむ。

2作目で真の評価が問われるのかな。
羽田圭介とのw受賞でバランスを取ったのかもね。
いや~今回芥川賞を受賞したのが又吉1人だけだったら、他にノミネートされた作家さんの面目が丸つぶれでしょ。


まぁ~鳴り物入り芥川賞を受賞しても、そのあとどうした?って人も多いからね。
綿矢りさとか。