合格点:105点の衝撃!
104点でも不合格なんて、自殺者が出るレベルだよ。
ボーダー90点は、どこに行ったの?お~いボーダー!
「103点・104点で落ちた方、その気持ち分かります」とtwitterで言ってた人。
正直、全くわからないないと思う。
他の国家資格試験80点合格ラインで、79点で不合格だったなどの類似者なんだろうけど。
それか過去の社会福祉士 試験で88点合格ラインで、87点で不合格だったとか。
でも、それとこれとは、全く違うから。
合格ライン105点で104点で落ちた人にしか、その気持ちは分からないよ。
村上春樹「ノルウェイの森」で、主人公が緑を亡くしてフラフラさまよっていたら、
漁師に「わかるよ。俺も母親を亡くしたから」と言われる。
けれど、主人公が緑を亡くした悲しみと漁師が母親を亡くした悲しみが=(イコール)
なわけがない。
緑が死んで主人公の悲しみと緑の親の悲しみが全く同じではないように。
全く違うんだよ。
第30回(2018年)社会福祉士 試験 合格点:99点以上の大波乱になりそう。
この時も受験者同士(合格者と不合格者)で揉めてたよ。
「98点で不合格になった人は、社会福祉士として不適合者なんですか?」
「98点と99点で何が違うんですか?」
「上位3割に入ればいいだけ。簡単でしょ。」
「あんな超簡単な問題で100点以上取れないのなら、社会福祉士としての資質ないよ」
「私は今回一発合格したけど、来年ガンバ☆」
「合格者に「来年ガンバ☆」なんて言われたくない」
など喧々諤々。
この時(第30回)に合格点が上がったのは、受験料の大幅(倍)値上げが要因。
第29回 (2017年)社福:7540円→第30回(2018年)15440円。(2倍以上だよ!)
※社福のみ受験する一般受験者の受験料(科目免除・精神と同時受験は、また別料金)
それも「介福・精神の受験料とバランス取るため」という意味不明な値上げ。
↑ 何これ?
ワンチャン狙いの記念受験組が退散して姿を消し、本気モードのガチ勢しか受験しなくなった。
そして今回(第34回)はコロナ対策(密を避けるための教室借り上げ増加・それに伴うスタッフ人員増加・フェースシールド・消毒液・体温計代)と称して第34回も更なる受験料の値上げ。
自分は値上げに当たりパブリックコメント(意見公募)に意見投稿したけど、提出意見数:99通しかなかったのが意外。
介護福祉士(第34回:約8万3千人)・社会福祉士(第34回:約3万4千人)・精神保健福祉士(第24回:約6500人)の3福祉合計で受験者約10万人程度(重複受験者あり)いるけど、値上げに反対している人100人しかいないんだぁ。0.1%かぁ。
多くの人は受験料が5万円・10万円になっても受験するんだ!
そっちの方に驚き。
1人千円程度の負担増なら理解できるけど、5千円増は無いと思う。
パブコメ→
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000223078
値上げ反対のソーシャルアクションを起こすのも福祉士としての責務・職務の1つだと思うのだが。
5千円値上げは妥当(やむなし)と感じる受験者・福祉士が多いのかぁ。
自分は必要経費(消毒液・マスク代・密にならない為に多めの教室借り上げ代)がかかるのは理解しているけど、1人:千円(多くて2千円)程度だと感じた。
だから値上げ反対のパブコメしたけど。
第33回(2021年)受験料 社福:15440円→第34回(2022年)19370円
※社福のみ受験する一般受験者の受験料(科目免除者・精神と同時受験者は、別料金)
2万円だよ!ワンチャン狙いで気軽に記念受験できる値段ではない。
他の人がどう感じるかは分からないけど、自分にとっては超高額。
受験料2万円をドブには捨てられない。→→→ガリ勉する
(まぁ~合格したら、更に登録料:2万円取られるけど)
というか2万円あったら呪術廻戦(0巻~18巻)と東京卍リベンジャーズ(26巻)最新刊まで購入できるよ!ちょっと足出るか。。。
(呪術 484円×19冊=9196円+東リベ 25巻セット12507円→合計21703円)
よって第30回以上の受験ガチ勢の増加。
それに加えコロナ(ワクチン打ったり・オミクロンの勢力拡大)で外出控え(イベント中止・旅行やレジャーにも行かなくなり)、在宅時間が大幅に増えたことにより勉強時間が増加。
あとは2年後の第37回(2025年)から新たな教育内容に基づく試験問題になるので、受験資格がある人のかけこみ受験組もいるのかも?
今年度大学1年に入学者(2021年4月入学)が4年生で受験する時に変わるように今年度から新カリキュラムになり、科目名・テキストも変わり、授業時間も増加。
受験資格持ってる人はあと2回(第35回・36回)のうちに合格しないと、第37回(2025年)から受験科目名や内容が変わって新たに勉強や対策し直さないとならなくなるからお気をつけて。
このような様々な要因を総合した結果→合格点:105点となりました。
・社会福祉士の受験料の推移(近年まとめ)
※社福のみ受験する一般受験者の受験料(科目免除者・精神と同時受験者は、また別料金)
第24回 5580円
第25回 7540円 (~第29回までこの料金)合格点:72点(歴代最低点)
第30回 15440円 (~第33回までこの料金)※2倍以上!!合格点:99点
第34回 19370円 (コロナ対策費を加算)合格点:105点
いやぁ~ツッコミどころ満載!
第29回と第30回で2倍以上の金額差あり。
第24回と第34回では約4倍にもなってる。5千円と2万円だよ。
10年で4倍!
試験官のフェースシールド・消毒液・体温計代に至るまで全部を受験者が負担するシステムはおかしい。
こういう時の為に試験センターの積立金ってあるんじゃないの?
第34回 社会福祉士の合格点:105点になったことを考察・分析・検証している人が少なくて残念。
ただ「105点!」「ひょえー!」「マジ?」みたいに騒いでいる人ばかり。
なんで合格点:105点になったのかを理論的に分析している人は皆無。
急激な合格点の上昇と受験料の大幅な値上げ(すなわち記念受験者の大幅減少)は関連事項でしょ。
上記に第30回と第34回の実例挙げたけど。
受験料7000円で受験資格がない宅建は、受験申込者と実際の受験者は5万人も差あるからね。(コロナ前の令和元年のデータ「宅建」:申込者27万人で受験者22万人)とりあえず誰でも(小学生・幼児でも)受験申込み可能で、試験当日に全く勉強してないから受験せずに7000円ドブに捨てる人の多さ!それに比べたら社福はマシなのかな???
ちなみに社福 第25回の合格点が72点(最低合格点)となったのは、突然!出題方法が変わり、皆がひっかかったから。
第24回までは1問1答だった。五肢択一(5つの選択肢から正しいのを1つ選ぶ)。
しかし第25回は事前に何のアナウンス(出題形式に変更ありなど)もなく、試験当日に問題を開いたら所々「2つ選べ」の五肢択二(5つの選択肢から正しいのを2つ選ぶ)となっていた。
受験者は過去問・模擬試験でも1問1答形式に馴化していて、1問2答の傾向と対策なんてしていないから、いつもどおり1問につき1つのみマーク。
まぁ誰しも例年マークシート解答だったのに何のアナウンスもなく、今回は一部筆記解答・面接で口頭解答に変わるとか考えもしないでしょう。
第25回に2つ選べ(五肢択二)問題は12問あり(問7・問37・問38・問79・問85・問87・問91・問102・問112・問116・問134・問144)1つしかマークしてないと、それだけで-12点だった。(「2つ回答せよ」問題では、回答2つ(例:3と5をマーク)が合って、ようやく1点獲得・1つのみマーク(例:3だけマーク)だと0点)
多くの受験者が引っかかり、最低合格点の72点をたたき出したとさ。
(社会福祉士試験の合格点は、第1回~14回までは非公開・合格点の公開を始めた第15回以降で第25回は唯一の70点代!他は全て80点以上。)
合格点が大幅に乱高下する(従属変数)時には、必ず要因(独立変数)があるのだから、それをちゃんと分析できる目を持って欲しい。
独立変数は、受験者の大幅減少(記念受験者の大幅減少)・受験料の値上げ・カリキュラム変更・出題方法の変更など多岐に渡る。受験日も以前は1月最終日曜日だったのが(第30回・2018年から)2月初週の日曜日に変わったし。
※以前は介福・社福は同じ受験日だったが、社福(+精神)を1週後ろにずらして3福祉士同時受験できるようにした。1月最終日曜日:介福・2月初週土曜日:精神・2月初週日曜日:社福を受験可能。3福祉士同時受験して3つとも同時合格した人っているのかな?
そういや受験申込時に必要な冊子「受験の手引き」が無料になったのは第22回から?それまでは金取ってたよ。600円。
次にカリキュラムが変わる(受験科目変更)第37回(2025年)も何かしら起こるだろうね。第37回の受験者の大幅減は確実だろうね。ほぼ大学4年生しか受験しないかも?何回も落ちている社会人は受験控えする。第1回公認心理士みたいに、どういう問題の出し方・出題傾向か分からないから、それこそ筆記問題になるとか対策方法がない。何度も落ちてる社会人が、傾向と対策が分からないのに受験料:約2万円+勉強時間をドブに捨てるかな?1回休んで第37回の結果(様子)を見て、もう受験を諦めるかそれでも受験するか決めると思う。
だから受験資格があり、何度も落ちている社会人は、残りの第35回・第36回で何がなんでも合格できるように、頑張ってね!
2013年(第25回)は72点で合格。 (合格率18.8%)五肢択二:12問(択二突然登場)
2018年(第30回)は99点で合格。 (合格率30.2%)五肢択二:11問(衝撃の99点)
2021年(第33回)は93点で合格。 (合格率29.3%)五肢択二:18問
2022年(第34回)は105点で合格。(合格率31.3%)五肢択二:16問(衝撃の百点越)
受験する年(回)で社会福祉士のレベルが低かったり、高かったりしてるわけだよね。
最低点と最高点の差は33点!
150点満点だから、2割(30点)以上の差あり。
それって業界にとって、いいのかな。
そういうことを言ってたら、
冬季オリンピックで1992年(アルベールビル)に伊藤みどりがトリプルアクセルを決めて銀メダルを獲得してたけど、それから30年後の今(2022年・北京)は、女子でトリプルアクセル決めるのは特別なことではなく、4回転成功させてやっとメダル圏内に入れるかどうか。
男子では羽生が4回転アクセルを決めたとか決めないとか。
そのうち5回転・6回転が普通になっていくのかな。
年を追うごとに技のレベルや専門性が高くなっていってる。
スノボ(2022年・北京)の平野歩夢もトリプルコーク1440を決めて金メダル獲得。
将来的にこの技も、一般的な技になっているのかも。
もう事務員がお茶くみ・コピー取りで給料もらう時代は終了。
Word・エクセル・パワポで資料制作。経理できて当然の時代なんだとさ。
上には上がいるし、下には下がいるから。
自分の立ち位置が分からなくなる。
公立の中学校で成績上位で、進学校の高校にすすんだら成績が下位で、あれ?みたいな。
国家資格試験に於いて、自分の習熟度ではなく他人の出来で、合格/不合格が左右されることがあっていいの?
国試は絶対評価だと信じていたけど。
高校受験・大学受験・入社試験などは、成績良い順に上から採用する相対評価なのは分かる。
公表されている合格基準:
①得点6割(90点)±問題の難易度で補正
②各科目において得点あり(ボウズ不可)
上記2つの基準を満たしている、104点(ボウズなし)で不合格になる理由が、自分には見つけられない。
やはり「上位3割のみ合格」という隠し基準(裏基準)が存在してるんだね。
補正値で+15点は、ありなの?1割だよ。(免除なしの場合:150点満点)
合格点が、基準値90点±5点(85~95点)になるように問題作成するべきでは?
極論言えば、149点とっても150点が3割いるから不合格なんてこともあるかも。
ウクライナ人がインスタで「自分が(このあと爆撃されて)5分後に生きているかどうか分からない」と伝えていた。
それを踏まえて「来年また受験すればいいじゃん」と言うことの是非を問う。
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【追記】
自分は2022年2月6日(日)に第34回 社会福祉士試験を受験して、不合格になった訳ではないです。
それ以前に社会福祉士の資格は取得済みです。
精神保健福祉士の資格も取得済みです。